11月17日(火)に志木市商工会様主催による「経営のバトンタッチ!次の世代への引継ぎ方セミナー」の第1回目が開催され、第1部は、大学落研出身で、元製薬会社勤務の事業承継士、第2部は、会計事務所にて豊富な実績を持つ事業承継士が登壇しました。

 第1部は当支部の看板落語家事業承継士の小林による、新作落語「落語で新型コロナをぶっ飛ばせ」と銘打って、兄貴分であるインフルエンザウィルスと、弟分の新型コロナウィルスの会話から話が始まりました。この意外な設定が面白いと好評を頂きました。続く後半では、製薬会社勤務の経験を活かし、新型コロナを正しく理解するための解説が続きました。

 第2部は、当支部の事業承継士野口より、「新型コロナ禍における事業承継の考え方」と銘打って、新型コロナ禍での資金繰りの方法や、こんな時期だからこそ「成り行き経営」から「計画経営」へ移行させることの重要性についてお伝えし、事業承継を始めるはじめの一歩として、「事業承継計画表の作成」についてもご紹介させていただきました。

 セミナーアンケートでは、参加された複数の事業者様から事業承継計画表作成支援の希望頂きました。今後、志木市商工会様と協力して、ご支援していただく予定です。

 この志木市商工会様のセミナーは全2回で構成され、次回12月9日は「歴史で学ぶ事業承継」「事業承継にまつわわるお金の話」の2つのお話をさせていただきます。志木市内で事業を営む経営者、後継者候補の皆様であれば参加費無料で参加できます。2回目からでも大丈夫ですので、ぜひご参加ください。

事業承継セミナーの内容や開催相談などございましたら、以下よりお問合せください。
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(一社)事業承継協会埼玉支部
事業承継士 中小企業診断士
大沢誠一